在校生ブログ

Wharton Japan Trek 2025 を開催しました!

2025.03.23 Category:お知らせ

Wharton Japan Clubでは、毎年、”Wharton Japan Trek”という、Wharton生と日本旅行を行うイベントを春休みの期間に行っております。今年は、3月8日から15日の間でTrekを実施し、約85人のWharton生が参加してくれました。
オーガナイザーは5人(うち2人は日本人)で、企画から当日のリードまで含めて行いました。毎年参加者から高い評価をいただいていて、参加者の期待値も非常に高いTrekですが、今年は天気にも恵まれ、大好評のうちに終えることができました。参加者の多くは初めて日本を訪れる人達でしたが、参加者から「近いうちにまた日本に絶対に行きたい」「日本がなぜ人気なのか理解できた」「日本の文化、食、人、すべてが好きになった」「なぜこんなに最高の環境なのにわざわざアメリカのMBAに来ているの?笑」という声をいただき、日本人として誇らしい気持ちになりました。

旅程の概要

日程:2025年3月8日 – 15日
Day 1 – 3 (3/8 – 10): 京都 (大阪/奈良/神戸へのツアーもオプションとして実施)
Day 4 – 5 (3/11 – 12): 広島
Day 6 – 8 (3/13 – 15): 東京

 

Day 1 – 3: 京都/大阪/奈良/神戸

京都では、ウェルカムパーティや金閣寺散策、着物を着ての清水寺散策、少人数での日本食ディナーを行い、まずは伝統的な日本文化に触れてもらいました。
着物は最初はウエストが苦しかったり、歩きづらかったりと苦戦している人も見受けられましたが、着物を着ることに憧れを抱いていた人も多く、着物の繊細な柄に感動したり、気に入って自前の着物を購入しようとしている人もいました。
寺社を回る中で、写真を撮ったり観てただ楽しむだけでなく、積極的に日本の宗教観に興味を抱く人も多かったのが印象的でした。特に「なぜ神道と仏教が併存しているのか」「日本は無宗教と聞くが、寺社を重んじているのはどういう理由か」など、日本にいたときにはあまり気にならなかったけど改めて聞かれるとこちらが考えさせられるような素朴な質問をもらい、オーガナイザーとしても学びが多いものになりました。

3日目は京都、大阪、奈良、神戸チームに分かれ、それぞれでツアーや自由散策を行いました。

大阪では大阪城を訪問したあと、道頓堀でたこ焼きなどの食べ歩きに挑戦しました。初めて見る食べ物に半信半疑で躊躇する人もいましたが、一度食べてみると好きになってくれる人も多く、珍しい食べ物も楽しんでいました。

奈良では、まずは興福寺・国宝館を訪問し、阿修羅像をはじめ多様な文化財への理解・関心を深めてもらいました。その後、東大寺と大仏殿を拝観したのですが、中には大仏殿の柱くぐりに挑戦する学生もおり、歴史だけではない日本文化に触れてもらうことができました。更に、奈良公園や春日神社までの道中では鹿との触れ合いが多いに盛り上がりました。参加者のソーシャルメディアが鹿の写真や動画で溢れ、楽しんでくれている様子にオーガナイザーとしても嬉しく思いました。

 

Day 4 – 5: 広島

広島平和記念資料館・原爆ドーム
広島では、平和記念資料館を訪れ、被爆体験講話を拝聴しました。参加者の多くはアメリカ人であり、当時、被爆者の方から見れば反対の立場となります。しかしながら、講師の方が当時の様子を生々しく語られる中で、戦争の恐ろしさ、悲壮さを痛感し、中には涙を流してしまう人もいました。質問の時間には、「アメリカに対してどんな感情を抱いているか」「話すたびに辛い過去を思い出してしまうと思うが、どうしてそんなに強くいられるのか」といったような質問が挙げられた中で、「未来永劫、このような悲惨なことを二度と起こしてほしくない」「以前はアメリカに対して憎悪の気持ちを持っていたが、日本もアメリカも被害者でもあり加害者でもあると考え、ただ世界が平和であり続けることを臨む」といった講師の方の姿勢が非常に印象的でした。参加者からも、被爆体験者の話を実際に聞くことができたことは非常に貴重な体験であり、大きく気持ちを動かされた、といった感想が多く寄せられました。

 

宮島
滞在先のホテルから宮島直通のフェリーに乗り、宮島に向かいました。天候にも恵まれ、美しい景色を楽しみながらの移動となりました。到着後は、ガイドの方の案内を聞きつつ、景色の良いルートを散策し、途中で宮島の名物であるしゃもじや、島に暮らす鹿についての紹介もありました。厳島神社に到着すると、海に浮かぶ大鳥居とその背後に広がる山々の景色が見事でした!自然に囲まれた穏やかな空間の中で、参加者たちも「心が落ち着く」と語ってくれました。

その後は自由時間となり、神社を巡ったり、お土産屋を覗いたりしながら、それぞれに島を楽しみました。屋台では牡蠣や宮島ビールといった定番に加え、醤油専門店や串揚げなどユニークな食べ物も楽しむことができ、参加者も大いに満喫していました。

Day 6 – 8: 東京

午前中を宮島で過ごした後、新幹線で東京へ移動しました。東京では、到着早々、ホテルの大きさやレストランの多さ、ジムの充実ぶりに驚きの声が上がっていました。夜は少人数に分かれてのグループディナーを行い、私自身もオーガナイザーとして、参加者が日本での働き方や東京での生活、日本の企業文化に強い関心を持っていることを改めて感じました。
ディナー後は、クラブに出かけて東京のナイトライフを体験する人もいれば、ホテルに戻ってゆっくりする人もおり、それぞれのスタイルで東京を満喫していたのが印象的でした。

翌日は「Tokyo 101 Hangout」と題し、東京の主要エリアを巡る一日を企画しました。東京駅の美しい駅舎と皇居の周辺を散策し、東京タワーの見える芝公園・増上寺で東京らしい風景を楽しみました。お昼時には築地市場へ移動し、焼き物やお寿司、ラーメンなどを楽しんだ後は、午後は原宿の竹下通りでプリクラを撮影したり、新宿でゴジラ像や3D猫のディスプレイを見学しました。多くの人にとっては初めての東京だったにも関わらず、すっかり街に溶け込んでいたのが印象的でした。

その翌日は、相撲デモンストレーションとちゃんこ鍋を体験しました。元力士の方々がルールや技を実演し、参加者も順番に元力士との相撲に挑戦しました。参加者からは「力士の生活ってどういうものなの?」「なぜ相撲を始めたのか?」といった質問が飛び交い、相撲という日本独特の文化に対する興味の高さが伺えました。今回初めて導入したアクティビティでしたが、大変好評で、今後も継続したいと思えるコンテンツとなりました。

最終日には、東京スカイツリーと浅草寺を訪れました。スカイツリーからは東京が一望できるだけでなく、更に遠くまで見渡すことができました。その後、参加者の一部のアニメファンの人たちはビル周辺にあるアニメ関連の展示と記念撮影を楽しんでいました。残りの参加者は隅田川沿いを歩きながら浅草へ向かい、途中で桜やアサヒビールのビルを眺めながらの移動となりました。雷門での記念写真、そしておみくじでの運試しなど、最後の観光をそれぞれ楽しんでいました。

そして、Trek最後の公式イベントとして、夜には屋形船でのディナークルーズを実施しました。隅田川を巡る中で、東京の夜景を背景にカラオケで盛り上がりながら、Trekの締めくくりにふさわしい、賑やかで温かい時間を過ごしました。

 

総括:

今回のWharton Japan Trekは、天候にも恵まれ、無事に全行程を終えることができました。訪れた都市ごとに異なる文化や風景、歴史的背景を体験したことで、参加者は日本の多様性と奥深さに強く感銘を受けており、「また必ず日本に戻ってきたい」と話す人も多くいました。ただの観光にとどまらず、相撲や食文化、広島での平和学習などを通じて日本社会や価値観への理解を深めてくれたことは、オーガナイザーとして大きな喜びでした。限られた人数での運営は決して簡単ではありませんでしたが、参加者の笑顔と感謝の言葉に支えられ、私たち自身も日本の魅力を再発見する貴重な機会となりました。来年以降も、このTrekがWharton生と日本をつなぐ大切な架け橋として続いていくことを願っています。

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