こんにちは。Class of 2022の恋するウォートンMBAです。
実務的・実践的な有用情報については他の皆様がアップしてくれているので、今回のブログではMBAでの恋愛事情ってどうなってるの?アメリカと日本における恋愛の違いは?など、私が渡米直後に困惑した恋愛関連のおはなしにつき独断と偏見に基づき書いていこうと思います。
(How to meet?)
・主に8月から10月のハロウィン頃にかけては毎日どこかで何かしらのパーティが開催されていたり、週末を利用してのミニ旅行なんかも頻繁に開催されているので、そういった場で出会う場合が多いようです。
・なお、出会いの場で気になる人がいる場合には男女ともにあなたに興味がありますよ~という意味で相手をじーっと見たり軽く触れたりする「Flirting」という所作が多用されます(大変よく聞くワードですので覚えましょう)。ただしお国柄によっては男性が女性にFlirtingするのが礼儀のような場合もありますのでそちらは勘違いをしないように気を付けましょう。
(Dating Period)
・日本との大きな違いはデーティング期間の存在で、正式なお付き合いの前にデーティング期間と呼ばれるお試し期間が存在します。
日本は、デート→告白→お付き合い→諸々、に対して、
こちらでは、デーティング→諸々→お付き合い、という流れ。
このお試し期間については、通常の恋人のようにその相手と過ごせる一方で、その期間内の場合は何人とデーティングを平行してもOK!という暗黙の了解があります。なので、
男性「最近誰かと会ってるの(Are you seeing anyone?)」
女性「うん、デートしている人がいるよ」
男性「それってExclusive?」
女性「違うよ」
男性「じゃあ僕が誘っても問題ないね!今から家で一緒に映画見ない?」
みたいな感じです。なお、Exclusiveとはデーティング期間と正式なお付き合いの間といった位置づけで、お互い他の人とはデートしない約束をしつつも正式なお付き合いはもうちょっと待って、という状態です。
こんな曖昧な期間どれだけ続くねん、という感じですが、こちらは人それぞれで1週間程度で正式なお付き合いになる場合もあれば半年ほどかかる場合もあるようです。
・なお、正式なお付き合いへの移行については「Will you be my girlfriend?」と聞かれる場合もあれば、自然に友達に「She’s my girlfriend」とさらっと紹介される場合もあったりと、バラバラなようです。ただし基本的に男性が決定権を持っているイメージです…
(Official Relationship)
・さて、晴れて正式なお付き合いになった際には、びっくりするくらい一緒に行動するケースが多いです。日本ではそれぞれの飲み会なんかは別だと思うのですが、基本飲み会・パーティーは、パートナー同伴が基本。小規模な飲み会でも、パートナーを連れてくね~という人がかなり多く、ラーニンググループの懇親ディナーでも3名がパートナーを伴って現れました。
・なお、付き合って以降のハードルとしてはLoveかLikeか、というところでさらにステップがありまして、I love youという言葉にはそれなりの重みがあるなという印象です(一度言い始めると日常で多用するのですが)。
・なお、ある程度時間がたつと、同棲を考え始めるカップルが多いようです。日本の場合は結婚前の同棲については賛否が分かれるかと思いますが、こちらではほぼ必須のステップとしてMoving inが捉えられているようです。
(Others)
・私の周りの感覚では現在女子の8割程度がパートナーあり、男性は5-6割程度といったところで、特にClass of 2022は女子比率が低いこともあり、男性にとってはなかなか厳しい戦いのようです(知り合いは「All of the good girls are taken…」と嘆いていました)
・年齢は本当に関係ないなあという印象です。私はまあまあのハイエンドに位置しますが、年齢をまず初めに聞かれることもなければ、言っても「ふーん」という感じです。また若い子に比べてMatureだし素敵だね、というとらえ方をされることが多かったりもします。
・Ethnicityは同じ人種間がやはり多いです。
さて、つらつらと恋愛のことばかり書いてしまいましたが、個人的には仕事と同じくらい(私はそれ以上に)、だれと人生を過ごすか、ということは大事だと思っていますし、特に同じビジネススクールの仲間については同じビジョンや夢を共有できる場合が多いので、価値観も似た方に出会いやすいのではないかなと思います。
学業・ネットワークづくりももちろん大切ですが、もし独り身で渡米されるのであれば、恋愛も楽しむことでさらに楽しい学校生活になるかと思いますし、生涯のパートナーを見つける良い機会になるかもしれません。
なお、小職のMBA生活についてはツイッターにつらつらと記しておりますので、興味があればご覧くださいませ。それではまた。
#恋するウォートンMBA