皆さん
こんにちは。
12/9(土)に、女性向けのWharton説明会をwebinarの形で開催させていただきました。
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なぜMBAを志そうと思ったのか、
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なぜWhartonにフィットがあると思ったのか、
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Whartonのリソースを使ってどんなMBA生活を送っているか、
- MBA後のキャリア
などについてお話しさせていただきました。
今回は、女性特有の話に特化して話をしたわけではありませんが、他国に比べて、日本から海外のMBAに進学する女性がまだ少ない中、MBAにはこんな女性がいて、こんなことを考えているのか、と知る機会になったのなら嬉しく思います。
Whartonには、WWIB(Wharton Women in Business)という女性のEmpowermentに取り組むクラブがあり、多くのゲストスピーカーイベントや議論の場を提供してくれています。
私自身、Whartonに来て、日本で感じていた女性としてのアイデンティティを、見直す機会になりました。アメリカはじめ他国でも、女性がどう生きるかは大きな注目を浴びており、国籍を超えてよく話題になります。しかし、肩肘張らずに夢を追い求め、ジェンダー問題含め、いかなる課題にも、直すべきと思えば建設的に意見を言い、一方で素直に冷静にフィードバックを受け止める、そんな等身大でのびのびとした女性たちに多く触れ、自分は女性であることに過度にとらわれすぎていなかったか、自分を自分で勝手に小さく縛り付けていなかったか、そんなことを感じさせられています。
そして、そんな女性たちが感じる思いや実態に興味を持とうとし、真剣に改善策やフィードバックを考えようとする男性たちも多くいます。
Whartonには、”Wharton 22s”という、男性中心に組織された、Gender equalityを目指すクラブがあります。WWIBと22sの共同開催のとあるパネルディスカッションでは、観客のおよそ半分が男性でした。男性からも質問が多く出ており、こういう時女性社員に対してどうしたら良いかわからなかったのだけど、best solutionは何だと感じている?、と素直な疑問をぶつける学生も多くいました。そして、女性の立場からも、男性がどう感じているか、気づきが得られたイベントだと感じました。学生同士、立場の違うお互いの人生に興味を持ち理解しようとする。Whartonで温かみを感じた瞬間の1つです。
また、女性関連の取り組みに関して言えば、子どものいる学生向けのグループもありますし、実際、子育てしながらWhartonに通う学生も少なくありません。私のクラスメイトにも、入学後に出産し、子育てしながら授業と両立をしている女性がいます。
もし、海外MBAという選択肢に足を踏み込めずに足踏みされている方がいたら、私たちが現在たくさんの知識やスキル、価値観を吸収し、生き生き過ごしていることが伝わっていればと思います。
さて、在学中は日本に帰国する機会があまりないWharton MBA生ですが、タイムリーに新鮮な情報をお届けできたのは、webinarならではだったかもしれません。
今後も、受験生の方々の役に立つようなイベントの開催を企画していきたいと思いますので、引き続き当ブログをチェックいただければと思います。