一年生の飲茶男です。Q2終了を記念してブログを書かせていただきます。
Q2での最大の進歩はクラスで力強く発言できるようになったこと。そして、今振り返ると、ノンネイティブが力強く発言するために、ブレークスルーすべきポイントは下記の2つだと思う。
①開き直ること(恥ずかしがらないこと)
②心の底からクラスのみんなに伝えたい!と思うこと
①は(心の)ドアを開けるということ。各人の性格にもよるがこれは比較的簡単か。アメリカ人にもインターナショナル生を受け入れようという雰囲気あるし。また、普段の飲み会等の活動を通して、クラスのみんなと仲良くなっておくことも発言するときの心理的バリアを下げてくれる。
②は難しい。コメントを押し出す力とも言える。インターナショナル生全般に言えることだけど、英語がある程度流暢でそれなりの発言をしても、力弱いコメントだと印象に残らない。多くのアメリカ人は上手く感情を込めてコメントをするので、コメントの良し悪しに関わらず印象に残り、その後に教授や他の生徒にリファーしてもらいやすい。ジョークを織り交ぜたデリバリーはまさにアメリカ人の十八番。ネイティブだから当然か。。(しかし、ジョークのレベルは低いこともしばしば。)
①と②の両方が満たされないと、せっかくドアが開いていても何も出てこなかったり、訴えたいものがあっても閉まったドアにぶつかってしまう、ということになる。
私の場合、①についてはプレタームでブレークスルーできていたが、②については組織論の先生のお陰でQ2にデビューできた。ある日の組織論の授業で、授業の前半にコールド・コールされて答えられず(そもそも質問の意図が聞き直しても分からなかった。)、悔しい気持ちを持った。そして、Job Designの授業だったが、授業の中盤から後半にかけて、「投資銀行はshit jobだ。」みたいな流れがクラスにできてきた。クラスにはアナリストを2年やってPE行った奴が多く、自虐的な意味も込めてそういうコメントが支配的だった。私は聞いていて段々腹が立ってきたのと、授業最初にコメントできなかった悔しさが入り混じり、感情を込めて力強くコメントしました。そして、それ以降の授業で、発言がしやすくなりました。
「shit job, shit jobっていうけど、2年間しかやってないお前らが言うな。俺は5年もやってきて、クライアントを直接掴み、ディールをマネージしたりしたんだ。投資銀行業務にもそういう面白い部分もあるんだ。そして、アジアでは投資銀行業界自体が比較的新しく、アメリカの投資銀行みたいに仕事はサイロ化されていない。アナリストでもお前らみたいにエクセル・ワークだけしてオフィスに篭っているだけじゃなくて、ちゃんとクライアントにプレゼンテーションしたりするんダヨ!」