二年生のお茶男です。
ウォートンといえば金融ばっかり、というイメージがあるんですが、実は他の分野においても非常に強いと実感しました。
私はコンサルティングに転職しようと思ってウォートンに入りました。 近年のウォートン卒業生の3割近くがコンサルに入ったなど、統計も事前に確認しました。
結局コンサルティングファームからのインターシップオファーを複数もらって、Top 3のコンサルティングファームの東京オフィスでインターンシップをしてフルタイムオファーも無事にもらえました。とても嬉しかったです。
ウォートンのコンサルティング関連のリソースに結構頼りました。 色々助かりました。 今回はウォートンの実践コンサルティングのプログラム(実際の企業や組織にコンサルティングを提供するプログラム)を紹介したいと思います。
Global Consulting Practicum – これはすごいと思いました。 ウォートン生5人、海外のビジネススクールの学生5人とチームを組んで、実際の国際コンサルティングプロジェクトに取り組み、実際にクライアントに戦略のアドバイスを提供する、という感じのプログラムです。冬休みに海外に一週間出張で行って5月に海外の学生が一週間ウォートンに来ます。 私の場合は中国市場に進出する予定のアメリカ企業のプロジェクトに参加しました。このプロジェクトのパートナースクールは上海の復旦大学で、彼らもすごく優秀でフレンドリーでした。 コンサルティングファームで行う市場調査やエキスパートインタビューなども行って、実践的な経験がいっぱい出来ました。ともかくすーごく勉強になりました。https://gcp.wharton.upenn.edu/
Wharton Community Consultants – 地元(フィラデルフィア)の非営利組織のために、5人ぐらいのチームで数ヶ月にかけてコンサルティングプロジェクトを行う組織です。こういう組織は普段、コンサルタントやMBAと接する機会があまりないので、MBA生として色々有用な提案ができると思います。
Wharton International Volunteer Program – 途上国の中小規模の非営利組織にコンサルティングを提供するプログラムです。ほとんどは遠距離でやりとりするんですが、実際に4人ぐらいのチームで2~4週間現地で過ごすこと出来ますので結構面白そうです。過去のプロジェクトの実例として、ネパールのNGOのためにマイクロファイナンス戦略を立てるチームがありました。
コンサルティングファームへの就職を希望されている方、またはコンサルをやりたいかどうかまだ迷っている方は、このような実践コンサルティングプログラムでコンサルを味わえるのですごくいい機会だと思います。