2年生のYNです。
先々週末にWharton Leadership Ventureの一環でNY州のAdirondacksにてアイスクライミングを経験してきましたので、簡単にシェアしたいと思います。
Wharton Leadership Ventureとは、リーダーシップ教育を重視するWhartonが公式の課外活動として、南極やアラスカ、キリマンジャロやパタゴニアといった極限の環境の中でグループ活動を通してリーダーシップを実地で学べるよう実施しているプログラムです。
私が参加したアイスクライミングは2泊3日の短期のventureでしたが、非常に学びの多いものでした。いくつかtakeawayを述べると、
– 自分のスキルレベルや体力、体調については自分自身が一番よく理解すべきで、全てはself awarenessからまず始まるといっても過言ではない。これはビジネスの場面でも全く同様で、自分のworkloadやスキルレベルを精確に理解しない上では、teamworkも発揮できない。かつ重要なのは、自分自身のことを精確かつ的確なタイミングで周りにコミュニケートすること
– その上でチームのリーダーとしては、相手のこともよく理解しないといけない。例えば、アイスクライミングは実際登る人以外にも、下で命綱を支えている人、登るルートをアドバイスする人等チームスポーツと言っても過言ではないほど複数のメンバーがサポートし合う必要があるが、お互いのことをよく理解していないと正しくアドバイス等もできない。そしてon topで重要なのは、メンバー間のtrust
– 登っている人は精神的にも肉体的にも負担がかかっている中で難しくはあるが、落ち着いた状態で周りのアドバイスに耳を傾けること – listening skillは皆が同レベルのスキルを有しているようで意外と差がつきやすく、しかもとても重要なリーダーシップスキル
– アドバイスを提供する人は、登っている人がすぐにアクションに移せるような、directiveかつdecisiveな指示を出す必要がある – 日本人が得意のconsensus buildingスタイルのリーダーシップは、スピードが求められるような環境では適用が難しい
– チームメンバーに絶えず声をかけ精神的にもサポートしてあげること – cheeringはリーダーシップの重要な要素
Whartonでは、このようなleadership venture programが年間で10程度行われており、希望すればほぼ全員がどれかには参加できるような仕組みになっていますので、是非入学後に実地でリーダーシップを学ぶ機会にチャレンジしてみて下さい。