日本人Wharton生の間では、PNC BankかCommerce Bankで開設する人が多いようです。SSNが取得できなくなってからは、パスポートと学生証で口座を開設することになります。口座開設時に W-8 (Certificate of Foreign Status)を銀行に提出することを求められますが、用紙は銀行にあります。
- (1) TD Bank
- 学校のWalnut側玄関口の目の前やRittenhouse Squareの角(18th StreetとWalnut Streetの交差点)に支店があります。学校帰りに利用できるので大変便利です。口座を開設するとすぐにCheck bookを発行してくれます。
http://www.tdbank.com - (2) PNC Bank
- PennCard CenterにPNC Bankの出張所があり(学生証を受領する窓口の真横)、カード受領のついでにすぐ口座開設できます。Check BookやDebit Cardは登録の住所へ後日郵送。Whartonのビルや近辺のコンビニ(例:Huntsman南側すぐのWawa)に設置されているATMを手数料なしで利用できます。PNC Bankではテレホンバンキング、インターネットでの口座振替もできるため口座開設する支店は、学校近くでも自宅近くでも利便上特に差はありません。
http://www.pncbank.com/
<米国の銀行について>
日本の銀行とは異なり、アメリカの銀行では口座維持管理手数料が課せられることが一般的であるため、残高に応じたパッケージをいくつか用意しています。残高を一定以上に保つと口座維持管理手数料が無料、主な支払手段である小切手帳も無料など様々なパッケージがあります。口座残高、Checkの使用頻度等を考えて最適なパッケージを選ぶことが肝要です。どのパッケージも基本的には、Checking Account(当座預金)とSavings Account(貯蓄預金)の両方が使えます。
- ア) Checking Account(当座預金)
- 小切手の決済用口座です。銀行によっては残高に応じて付利するものもあるようですが、基本的に利子は付きません。配偶者との連名口座(joint account)を作成すると、配偶者のサインでも小切手を振り出すことができるため便利です。
- イ) Savings Account(貯蓄預金)
- 預入期間の定めはありませんが、引出し回数に制限があり、また一定の残高を維持しないと手数料がかかります。付利はしますが、Deposit(定期預金)やCD(譲渡性預金)と比べると利回りは低いです。